本と珈琲と雨の音

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引き込まれる世界観!おすすめSF&ファンタジ―小説5選!

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不思議な体験をしてみたい・・・!」

 

 こんな風に思ったことある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

現実離れしたSFやファンタジーの世界観は日常に生きる我々を魅了する力がありますね。

ということで、今回は読めば読むほど引き込まれる非現実的なSF&ファンタジーをテーマにした小説を厳選、ご紹介して参ります!

 

 

『真夏の異邦人』(集英社文庫)
真夏の異邦人 超常現象研究会のフィールドワーク (集英社文庫)
 

 大学生の夏休みに起こった不思議な体験。

それは ”宇宙人との遭遇” だった・・・!

事件が事件と繋がり、謎が謎と繋がるストーリー展開も読んでいて非常に面白い。

また事件は起こるものの物語全体は爽やかな雰囲気を保っている。

サクッと読める一冊だと思います。

 

ひと目見た瞬間、強烈な電流が背中を駆け抜けた。僕は、奇妙な飛行物体から突如現れた少女に恋をしていた―。夏休み。大学の“超常現象研究会”に所属する星原俊平は、動物の不審死の噂を聞き、先輩3人と故郷の村を訪れた。ところが、調査開始早々に人間の手首が発見されて…。やがて、俊平は少女の“正体”と、村で起きた事件の真相に辿り着く。儚いひと夏の出来事を綴るSF青春ミステリー。

 

 

『ネバー×エンド×ロール?巡る未来の記憶?』

 タイムリープをテーマにした作品です。

私も大好物のテーマです、はい(笑)

舞台は札幌、大規模な天災に見舞われた札幌は周りを高く分厚い壁に囲まれた街になってしまった。そんな不自由で閉鎖的な街で育った主人公たちが壁の外への脱出を試みます。

個人的にはこういう設定すごくワクワクしちゃいます。(笑)

ラストのネタばらしには度肝を抜かれましたけどね・・・。

 

この街は壁に囲まれている。 札幌を襲った天災から十六年、復興という名の再開発事業のせいで、街は高い壁の中にすっぽり収まっていた。 風変わりなその街で育った十五歳の少年・駆は外の世界への憧れを抑えきれずにいた。怖いもの知らずの彼は、街一番の秀才・勇夢と幼なじみの夏月を巻き込み、無謀すぎる脱出作戦を立てるのだが……。 そんな夏の日、放課後の屋上に“過去へ駆ける少女”が落っこちてきて―― !? 悩める彼らの運命が動き始める! 一人の少女が巡る三つの暦。 高い壁に秘められた小さな星のナゾを紐解く、青春ロスタイムストーリー。

 

 

『忘却のレーテ』(新潮文庫nex)
忘却のレーテ (新潮文庫nex)

忘却のレーテ (新潮文庫nex)

 

この作品のテーマは ”記憶”

女子大生・笹木唯は高額報酬の見返りとして記憶消去薬「レーテ」の新薬実験に参加することとなる。

毎日の記憶のリセット、天才科学者、閉鎖された実験施設。

読み進めれば読み進めるほどに結末が気になってくる。

そして、この物語の結末の衝撃は絶対に読者を裏切ることはないと思います。

是非一読あれ。

 

両親を事故で亡くした女子大生・笹木唯は高額の報酬と引き換えに記憶消去薬「レーテ」の新薬実験に参加する。完全に閉鎖された施設で、天才科学者の監視のもと過ごす7日間。毎日記憶をリセットされる唯と5人の被験者たちだが、ある日目覚めると流血死体を発見して――。どうしてこの手は血塗れなの……まさか私が、殺したの? 驚愕のエンディングに戦慄必至の記憶喪失ミステリ。

 

 

『アゲイン~私と死神の300日~』
アゲイン~私と死神の300日~ (TO文庫)

アゲイン~私と死神の300日~ (TO文庫)

 

目覚めると、死んでいた・・・。

美しい死神から告げられたのは”自分の魂が消えるまであと300日”

ということだった。

 

うぅ、、、

明日自分が死んでいたらどうしよう・・・。

ヤダヤダ!やり残したこといっぱいあるよぉ!(泣)

家族のこととか、仕事のこととか、あいつのこととか・・・!

まぁ私の話は置いといて。(笑)

ファンタジー要素の強い作品でしたが、死というテーマを取り扱っているだけあって深みがあり、自分のことについても考えさせられる物語だったなぁという印象です。

 

あきらめなくて、よかった。人生をやり直すため元OLの幽霊が死神と戦うファンタジック・ミステリー! 【あらすじ】もし、目覚めると自分は死んでいて、どこの誰かもわからなくなっていたら!? 彼女がまさにそうだった。どうやら自分は、元OLの幽霊らしい。しかも、冷酷無比の美しい死神から、魂が消えるまで残り300日だと宣告される。何もわからないまま消滅したくない! 仕事、家族、恋人――人生を取り戻す孤独な旅が始まった! やがて、その強い思いが奇跡を生み出す。胸が締め付けられる、感動のファンタジック・ミステリー!

 

 

『機巧のイヴ』
機巧のイヴ (新潮文庫)

機巧のイヴ (新潮文庫)

 

 ここで和製SFファンタジー作品をご紹介いたします。

幕府×SF

おぉぉ、この奇怪な組み合わせ。どんなストーリーになるんだって感じですよね(笑)

一国を巻き込んだ壮大なスケールの謎が物語全体を包み込んで予想もできない方向に物語は展開していきます。

読者をこの物語の世界観にグイグイ引っ張り込む力が凄まじかったですね。

 

天府城に拠り国を支配する強大な幕府、女人にだけ帝位継承が許された天帝家。二つの巨大な勢力の狭間で揺れる都市・天府の片隅には、人知を超えた技術の結晶、美しき女の姿をした“伊武”が存在していた!天帝家を揺るがす秘密と、伊武誕生の謎。二つの歯車が回り始め、物語は未曾有の結末へと走りだす―。驚異的な想像力で築き上げられたSF伝奇小説の新たな歴史的傑作、ここに開幕!

 

最後に

やっぱりSFやらファンタジーやらは子供の頃の心を呼び覚ましてくれるようなワクワク感が味わえることが一番の魅力ですよね。

ということで、今回はおすすめのSF&ファンタジー小説をご紹介して参りました。

舞台も日本だったり外国だったり別の世界だったり、

時間だって過去、現在、未来とSFやファンタジーの世界観は様々です。

きっと楽しさも緊張感も感動も一気に味わえると思いますので、みなさまの本選びに今回の記事が参考になれたら幸いです(  ’▽’)!

 

 

 

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