本と珈琲と雨の音

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【ほっこり】最高に癒されるおすすめライトミステリー作品4選!

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 そもそもライトミステリーって?

 日常的でライトな謎を物語の軸として気軽にサクッとサラサラ読めちゃうミステリー作品、そんな物語がライトミステリーなんです!

 

ライトミステリーの多くは登場人物のキャラクターがとても魅力的で、比較的ライトな謎をメインとしてストーリーが構成されているので物語全体を通して可愛らしい雰囲気を醸し出し、読んでいる最中も読み終えた後もなんだかほっこりするような作風のものが多いことが特徴なんです(  ’∇’)

 

ライトミステリーでしか感じることのできない楽しさ、癒し、面白さがあると思います。

よって今回は、数多くのライトミステリー作品の中から選りすぐったストーリー性キャラクター性謎解きの完成度に富んだ作品をいくつかご紹介いたします!

 

どの作品も一読の価値ありですので、

どうぞ参考までにご覧いただけたらと思います!(^^)!

 

珈琲店タレーランの事件簿シリーズ』
珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

 

まずライトミステリーを語るうえで外せない作品がコチラ!

珈琲店タレーランの事件簿シリーズ』ですね。2018年時点ですでに5作品が出版されています。

 

京都の街を舞台にした美人バリスタが周囲で起きる数々の謎を華麗に、そしてスマートに解き明かしていくライトミステリー作品。

高いストーリー性もさることながら珈琲にまつわる豆知識も豊富に取り扱われていて、

筆者も読んでいて思わず「へぇ~!」っとつぶやいてしまいました。(笑)

 

登場人物がみんなとてもチャーミングで個性があり、その点も魅力なのですが、謎解き要素も強く他のミステリー作品にも引けを取らない完成度に仕上がっている作品だと思うのでまだ読まれていない方は一度読んでみる価値ありです!

 

京都の小路の一角に、ひっそりと店を構える珈琲店タレーラン」。恋人と喧嘩した主人公は、偶然に導かれて入ったこの店で、運命の出会いを果たす。長年追い求めた理想の珈琲と、魅惑的な女性バリスタ・切間美星だ。美星の聡明な頭脳は、店に持ち込まれる日常の謎を、鮮やかに解き明かしていく。だが美星には、秘められた過去があり―。軽妙な会話とキャラが炸裂する鮮烈なデビュー作!

 

 

 『古書街キネマの案内人 想いで映画の謎、解き明かします

 東京の神保町にひっそりと佇む小さな名画座「神保町オデヲン」を舞台としたライトミステリー。

 

主人公の青年・龍二はこの神保町オデヲンで出会った当館の女性案内人・すばるに惹かれてバイトを始めることに。

今は少ない名画座を舞台にしているため、物語全体がどこか懐かしいような切ないような、でもなぜか心温まるようなそんな雰囲気を持つ物語です。

 

ひとつの映画に込められた人の想い、青春の日々・どうしても心残りとなった記憶・・・。

その想いとは必ずしも幸せなものとは限りません。

でも案内人・すばるによってその想いが少しずつ前へと導かれていきます。

小さな名画座を舞台に巻き起こる懐かしい雰囲気満点のライトミステリーです。

 

小さな映画館『神保町オデヲン』。古い映画をテーマ別に上映する名画座だ。大学生の龍司は、ここで出会った女性・六浦すばるに惹かれてバイトを始める。彼女は映画にまつわる悩みを解決する“古書街キネマの案内人"。映画の感動と興奮、その思い出が人と人を繋いでいく・・・。

 

 

『不機嫌なコルドニエ 靴職人のオーダーメイド謎解き日誌』
不機嫌なコルドニエ 靴職人のオーダーメイド謎解き日誌 (幻冬舎文庫)
 

 「コルドニエ」・・・。

聞きなれない言葉ですよね。実はこの「コルドニエ」、フランス語で「靴職人」の意味なんです。んー、設定がすでにおしゃれです!(笑)

 

タイトルからもお察しのことと思いますが、とある天才靴職人と主人公のかけだしのデザイナーである女の子をメインキャラクターとしたライトミステリーです。

 

几帳面で頑固だけど、若き天才靴職人・アマノ。そんなアマノの靴工房に舞い込む依頼は「いわくつきの靴の修理」・「ハイヒールのヒールを取ってほしい」など一風変わったものばかり・・・。

アマノはそんな奇妙な依頼の数々に挑み、依頼人の抱えた悩みを解きほぐしていく。

偏屈な職人とひよっこデザイナーが繰り広げる心温まるライトミステリー作品。

 

横浜・元町の古びた靴修理店「コルドニエ・アマノ」。几帳面で偏屈ながら確かな腕をもつ店主・天野健吾のもとには、奇妙な依頼ばかりが舞い込んでくる。霊が憑いている靴を修理してほしい、ハイヒールの踵を取ってフラットにしてほしい——。天野は「靴の声」を聞きながら、それぞれの顧客が抱えた悩みも解きほぐしていく。心温まる連作ミステリ。

 

 

『下北沢ヌックラ堂 ワケあり古着に囲まれて?』

とても可愛らしい雰囲気の作品です!

私は読んでいてとても癒されました。(笑)

 

古着の街・下北沢を舞台としたライトミステリー作品です。

古着屋がひしめくメインの通りからは一本外れた路地の奥にひっそりと佇む古着屋「ヌックラ堂」。ヌックラ堂を切り盛りしているのは古着をこよなく愛する猫背&マッシュボブの女店主・かの子さん。

 

ヌックラ堂では古着の買い取りも行っているのですが、ここがちょっと問題。

かの子さんは「ワケありの古着」まで買い取っていたのです。その「ワケあり」の内容もピンキリで穴が開いた程度のものから生霊が憑いてる本当にやばいものまで・・・。

 

愛されて大事に扱われてきた古着には人の想いが詰まっている。

元持ち主の思いを乗せて今日ここまでたどり着いた古着たちとの笑いあり・感動ありのなハートフルな物語です。

 

上京したての僕がべっこう飴の匂いに誘われて迷い込んだのは下北沢の古着屋「ヌックラ堂」。その店のドアには【ワケあり古着、買い取ります。】と綴られた小さな黒板が吊るされていた・・・。

 

最後に

今回は最高に癒されるライトミステリー作品をご紹介いたしました。

ミステリー作品というと、重たい事件が発生する作品がほとんどで、まぁそれがミステリー作品を面白くしている大事な要素なのですが、今回ご紹介いたしました「ライスミステリー作品」はその名の通り軽めの内容のミステリー作品なので、気軽に楽しめると思います♪

ライトミステリーはまだあんまり読んだことないなぁ、という方はぜひライトミステリーの魅力を味わってみてください( '▽')!

 

 

 

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